こんにちは、佐々木です
2015年が始まりましたね
今年もよい一年でありますように
今回は、唾液の分泌を促す方法について書きます
〈唾液の分泌を促す方法〉
唾液を増やして、口の中の乾燥を妨げば、口臭を減らすことができます
唾液の分泌を促すには、次のような方法があります
◎唾液腺を刺激する
唾液腺は、舌下や耳下にあります
舌下腺は舌の先で、耳下腺は指で刺激します
また、自分の指で、頬の内側や下唇の内側などをマッサージしても、唾液が出やすくなります
◎口を大きく動かす
歯を噛み合わせるようにして、「いー」、「うー」と声に出し、口を大きく動かしてみましょう
◎よく噛む
顎を動かすことも唾液の分泌を促します
食事のとき、噛む回数を増やしたり、ガムを噛んだりすることも効果があります
唾液の分泌を促すと同時に、唾液を減らさないことも大切です
例えば、口を開いて呼吸すると口が乾くので、「鼻呼吸」を心がけることも効果があります
また、「水分をこまめにとる」、「飲酒は控えめにする」、「ストレスを溜めない」など、日常生活での注意も必要です
〈唾液が減少すると〉
唾液の減少は、口臭以外にも歯周病や虫歯の原因ともなり、歯周病や虫歯は口臭の原因となります
また、口の乾燥が続く「ドライマウス」にもなりやすくなります
ドライマウスでも口臭が強くなるため、唾液の減少には注意が必要です
◎ドライマウスとは
舌の表面に唾液がなく、乾燥している状態をドライマウスといいます
舌の表面にしわが寄ったり、ひび割れが生じ、「食べにくい」、「痛い」などの症状が起こります
唾液の分泌を促し、減らさない方法は口臭の時と同じですが、
ドライマウスの場合、さまざまな原因が考えられるので、歯科・ドライマウス外来・口腔外科などに受診することをおススメします