こんにちは、佐々木です

2015年も早5ヶ月が経ちましたね

今回は、『金属アレルギー』について書きたいと思います

◎金属アレルギーとは?
そもそも、『金属アレルギー』とは何でしょう?
インターネット上ではたくさんの情報が記載されていますが、病名でいうと『接触皮膚炎』といいます


多くの方が金属が原因と勘違いされているようですが、実は金属自体ではアレルギーは起きません

そして、金属アレルギー反応が起こるまでの期間は、人によって違います

人によっては、数日で発症する人もいれば、数年たってから発症する人もいます

気付かないうちに悪化していることもあるので、なかなか厄介な病気です

◎「アレルゲン」の原因になる金属はどれか
実のところ、どの金属も「アレルゲン」になる可能性があります

人によって違うものなので、「この金属は絶対アレルギーにはならない」と断言することはできません

自分は何の金属でアレルギー反応を起こすのかを調べる方法として、「パッチテスト」があります

皮膚科で受診できるので、気になる方は一度受診してみてください

◎アレルギー反応を起こしやすい金属と起こしにくい金属
一般的に「アレルギー反応を起こしやすい」と言われている金属は、水銀・ニッケル・コバルト・スズ・パラジウムなどがあります

言い換えると、「溶け出しやすい」ということでもあります

私たちの身近にあるものでは、ニッケルやコバルトが多く使用されています

例えば、メガネやヘアピン、お金にニッケルが使用されていたり、入れ歯にコバルトが使用されていたりします

逆に「アレルギー反応を起こしにくい(溶けだしにくい)」と言われている金属は、チタン・銀・プラチナ・金・亜鉛などがあります

チタンのピアスがアレルギー対応として販売されていたり、歯の治療に銀歯が使われているのはこういった理由でもあります

次回は『金属アレルギー』のことについて、詳しく書きます
