お薬の飲み合わせ その13 | 旭川の歯科・インプラントならマキタ歯科医院

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お薬の飲み合わせ その13

(^。^)y-.。o○ 真田です。pencil 
 
 
 
note ビタミンDが多い食品
 
 
 
骨の形成に深く関わる脂溶性ビタミン。所要量は成人100IU、子供400IU。  
 
 
 
お薬:フェニトニン( てんかんのお薬)・・・体内でカルシウムやリンの吸収が悪く、骨が弱くなる可能性があります。
 
 
ジゴキシン(カルシウム利用効率を良くし、強心作用を発揮) ・・・カルシウムが血液に多く溶け出した状態にあると、薬の毒性を増大させてしまいます。 
 
 
     
 
note ビタミンAが 多い食品 
 
 
 
 皮膚や粘膜を健康に保つために必要な栄養素です。不足するとがんのリスクを高めるといわれています
成人2000iUが必要ですが、5000iU以上摂取すると、頭痛や吐き気などの副作用が出ることがあります。
 
 
 
お薬:塩酸テトラサイクリン(インフルエンザや肺炎、中耳炎に処方)・・・ビタミンAが多い食品と服用すると、激しい頭痛をおこします。 
 
 
 
 
 
note ビタミンB6が多い食品
   
 
 
健康な皮膚や髪、歯をつくることができません。その他、脂肪の代謝やヘモグロビンタンパク質が豊富でも、ビタミンB6がなければの合成にも関わります。  
 
 
お薬: レオドパ( パーキンソン病治療薬)・・・お薬の代謝を早め、作用を現象させます。 
 
酢酸トコフェノール(ビタミンE剤)・・・薬効が低下します。
 
フェニトイン(てんかんなどのけいれん抑制剤)・・・抗けいれん作用を低下させるといわれています。
 
 
 
 
note ビタミンB2が多い食品 
 
 
 
細胞の再生や脂質の代謝に欠かせない水溶性のビタミンです。(別名:リボフラビン)過酸化脂質ができるのを防ぐ作用をもっています。 
 
  
 
お薬:酢酸トコフェノール(ビタミンE欠乏症や動脈硬化症、静脈血栓症などの予防と治療に用いられるビタミンE剤)・・・薬効が減少します。
 
 
 
 
note 納豆ビタミンKが多い食品
 
 
 
ビタミンKは、体内で血液を疑固させたり、逆に疑固を抑制したりする働きに関わっています。また、骨からのカルシウム放出を抑制したりする働きももっています。緑黄色野菜に含まれるK1と、納豆に含まれるK2があり、K2は体内でも腸内細菌によって合成することができるので、緑黄色野菜を加えた食事をしていれば、不足の心配はありません。
 
 
お薬:ワーファリンカリウム(血液抗疑固剤) ・・・ ビタミンKがワーファリンの作用と競合し、薬の効果を低下させます。 
 
 
note アボカド 
 
 
 
「森のバター」と異名がある程、脂肪分が多く含まれています。80%は不飽和脂肪酸ですから、高脂血症や動脈硬化症の人も安心して食べることができます。
薬品名:ワーファリンカリウム(血液抗疑固剤)・・・アボカドは、腸管でのワーファリンカリウムの吸収を阻害すると考えられています。
 
 
お薬:ワーファリンカリウム(血液抗凝固剤)・・・アボカドは、腸管でのワーファリンカリウムの吸収を阻害すると考えられています。
 
 
 
 
note カレー 
 
 
何種類もの香辛料を混ぜて作っている料理です。
 
 
薬品名:クロルプロパミド(糖尿病治療薬)・・・薬の血中濃度が上昇し、胃腸障害、発疹、低血糖などの副作用が起こります。 
 
 
note 糖質が多い食品(高糖質食) 
 
 
 
穀類やイモ類のデンプン、果物の果糖、甘味料の砂糖から摂取しています。とりすぎた糖質は脂肪として貯蓄されるので肥満の原因になります。 
 
 
 
お薬:アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)・・・糖質と一緒に服用すると、初期吸収が減少し、薬の即効性が得られません。
 
アンピシリン(抗生物質)・・・吸収が低下します。塩酸テトラサイクリン、塩酸ドキシサイクリン(感染症治療薬)・・・薬効が低下します。 
 
 
note グレープフルーツ 
 
 
100gで40㎎のビタミンCが摂取できます。 
 
 
お薬:テルフェナジン(アレルギー性鼻炎や気管支喘息、蕁麻疹などに処方される、抗ヒスタミン剤)・・・グレープフルーツと一緒に服用すると、薬の作用が強すぎて、強い眠気、肝臓障害、心室性不整脈などの副作用を起こします。ナリンジンと言う成分がテルフェナジンの代謝を阻害するからです。 
 
ニフェシピン、フェロジピン(狭心症、高血圧症に用いられるカルシウム拮抗剤)・・・薬効が強くですぎる。トリアゾラム(睡眠鎮静剤)・・・薬の代謝が阻害されて効きすぎてしまいます。
 
シクロスポリン(皮膚疾患やネフローゼ症候群に用いられる免疫抑制剤)・・・ナリンジンによって薬が代謝されなくなり、免疫抑制効果が上昇するなどの副作用が出ます。 
 
 
お薬の飲み合わせについていろいろな資料から書いてきました。
 
副作用のないお薬はありません。
 
定期的にお薬を服用している方は、お薬手帳を常時携帯し、臨時にお薬を服用する場合には、必ず、薬剤師さんに飲み合わせについて確認しましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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