(◠‿・)—☆ 真田です✎
高齢者になると体のほかの部分と同じようにお口の中にもさまざまな老化現象が起こっています。
唾液の分泌量の減少、歯の摩耗、歯茎やせ、顎や舌の運動機能の低下などによって高齢者の口の中はトラブルを抱えやすくなっています。
よく噛むことで脳の血流が増え脳神経細胞の働きが活発になりますので認知症予防にもつながります。
入れ歯が合わなかったり、痛みがあったりすると食事をおいしく味わって食べることに支障をきたし食欲不振や栄養不足の原因にもなります。入れ歯がはすれやすいとよく噛んて食べることができません
定期的な入れ歯の調節が大切です。
また、高齢者に多いトラブルとして「誤嚥」が挙げられます。
年をとると物を飲み込む嚥下機能が低下し、食事や唾液なども気管に入りがちです。
このときに細菌が肺の中に入り込むことで発症する「誤嚥性肺炎」は高齢者の70%を占めるといわれており多くの高齢者の肺炎の死亡原因にもなっています。
噛む力を保つことは口腔機能を維持し、脳の活性化につながります。
栄養をしっかり摂取することで体力の低下防止にもなります。
そのためにもご自身の歯をできる限り残していくことから始めましょう。