2024年、こんにちは、佐藤です!
今年最初は『歯茎のマッサージ』について。
歯のクリーニングで来院した患者さんには最後に歯茎のマッサージをしています。
よく歯茎のマッサージはした方がいいんですか?と聞かれますが、しないよりはした方がいいです!
《効果》
歯茎マッサージをすると歯茎の血行が促進されます。 これにより酸素や栄養が歯茎の中にいきわたり細胞の入れ替わりが正常に進むようになります。 細胞がしっかりと入れ替わることで、歯肉炎などで壊れた組織の修復や歯周病菌に対する抵抗力がアップしたりします。 お口の中を刺激する事によって唾液の分泌を良くします。
《方法》
人差し指の腹で歯磨き粉を適量取り、奥の歯茎に当て、クルクルとマッサージしながら前歯の中央に向かって動かします。 歯茎の表面に、ゆっくりと歯磨き粉を塗っていくようなイメージです。 また、こちらの動きは上側の左右、下側の左右でそれぞれ1~2回ほど行います。
基本的に歯磨きの後1日1回を目安に行います。 お口の中はとてもデリケートなため、マッサージを行う前には必ず石鹸で手を洗っておきましょう。 また、爪が伸びていると誤って歯茎を傷つけたり、傷口から細菌が入ったりする可能性があるため、あらかじめ短く整えておくことが大切です。
少し強めにマッサージすると気持ちいいです、試してみて下さい。
では、また来月!
マッサージ