こんにちは、山口です。
今回はしそについて書きたいと思います。
しそとは、日本を代表するハーブといわれている植物です。
一年中取り扱われるためにハウス栽培なども行われていますが、本来は自生するもので、旬は初夏から夏にかけてです。
栄養成分
しそには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
具体的には、ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、カロテン、シソアルデヒド、ルテオリンなど。
また、しそ独特の香りはペリラアルデハイドやリモネンによるもので、これには高い殺菌力と防腐効果が備わっています。刺身のつまや、さまざまな料理の薬味としてしそが使われるのは、このためです。
しそと大葉との違い
同じです。しそには青じそと赤じそがあり、青じそのほうを別名大葉と呼んでいます。ちなみに、薬味にしたり、葉をそのまま食べたりするのはこの青じそ(大葉)です。
赤じそは赤い色を出すのが特徴で、梅干やゆかりなどの加工品によく使われています。
しそには、消化機能を高めたり、血液の流れをよくしたり、精神を安定させたりする効果があります。そのほか、殺菌、防腐効果も高いです。
これにより、以下の効能があるとされています。
・食欲増進
・精神安定
・貧血
・腹痛
・下痢
・咳
・神経痛
・リュウマチ
・脚気(かっけ)
・動脈硬化
・骨粗鬆症
・花粉症
・食中毒
・がん予防
また、しそから作られる漢方薬の香蘇散は、魚によるじんましんに効果があるようです。
しそにはアレルギーを引き起こすような成分は入っていませんし、副作用もありません。
それどころか、アレルギーを改善する効能があるのです。
しそに含まれるαリノレン酸やルテオリンがホルモンバランスを整え、アレルギーをはじめ、ぜんそくや花粉症、アトピーの症状を改善させてくれることがわかっています。