こんにちは、山口です。
昔から夏になると「夏バテに注意」という言葉をよく聞いていましたが、昔の夏バテと最近の夏バテは少し違ってきているといわれています。
昔の夏バテは暑さによる、食欲低下、偏食、睡眠不足、からくる体のだるさの総称でした。
それに対して最近の夏バテは「体温調節ができずに体が混乱している」状態を指します。
暑い外と寒すぎるくらい冷房の効いた室内で体温の調節がうまくできずに自律神経失調状態になっている場合です。
昔と違う近年の夏バテ、どのような対策をたてればよいのでしょうか?!
寒さ対策
オフィス、カフェ、レストラン、図書館、百貨店、などが思いの他寒くてどうしようもなかったという経験はありませんか?
外が暑く薄着ですと寒い時にどうしようもないですよね。
仕方ないからと我慢していると頭痛がしてきたり、お腹が痛くなったりと体調を崩してしまいがちです。
どんなに暑くても羽織れるものなどを持ち歩くことが近年の夏バテ予防には大切です。
とくに、女性や子供、お年寄りは急な寒さ、温度変化に弱いですので注意しましょう。
定期的に汗をかく機会をつくる
室内はどこでも冷房が効いていてオフィスで仕事をしていると真夏でも汗をかくことはほとんどありません。
家でも冷房、仕事中も、そして帰ってから、寝る時もずっと冷房の中で生活していると夏バテになる可能性が高いです。
汗をかくことは、体の体温調節のためにも、血流をよくして老廃物を排出するためにもとても重要です。
適度な運動をする、半身浴でじわじわと汗を流す、涼しい時間帯にウォーキングをするなど、自分の好きな方法、続けられる方法でよいので意識的に汗を流す機会をつくることも夏を乗り切るためのポイントです。
食欲がなくても食べること
夏は、暑くて食欲がなくなる時期。
喉は乾くけど、食べたいものがない…、食べないといけないけど、これといって食べたいものが浮かばない…、ということに。
結局、カンタンなメニューで済ませてしまったりしがちです。
たまにですと問題ないのですが、この状態が続くとじわじわと体が疲弊してきます。
汗をかくと、ビタミンやミネラルが体から失われていきます。
補給ができないと体力が落ちて夏バテに。
スタミナがもっとも大切な夏ですので、しっかりと食べることはとても大切です。
とくに、ビタミンやミネラルを補給することを忘れないようにしましょう。
睡眠を確保する
食事と同様、当たり前ですが睡眠も大切です。
冷房はかならずタイマーにして寝ましょう。
朝まで冷房がついているとそのときは快適ですが、だんだんと体がだるくなってきます。
眠りにつきやすい環境、アロマなどもうまく利用して、寝苦しい夏でも快適な睡眠を確保できるように工夫しましょうね!