(^。^)y-゜゜゜ 真田です✏️
実は歯周病は、①口の中の細菌の攻撃力、②患者さん自身の抵抗力、③生活習慣(環境)、その他がからみあって起こると考えられています。
①の攻撃力については、プラークが多いほど悪化しやすくなります。
ブラッシングを怠り、プラークが蓄積されると歯周病菌をはじめとした病原菌が膨大になるからです。
一方、②の患者さん自身の抵抗力、に関する典型的なケース
それほどプラークが蓄積していなくても、組織の抵抗力が下がっていると歯周病が悪化しやすくなります。
実際、仕事が忙しく睡眠不足が続いたりすると、歯周病が悪化したという経験を持つ人もあると思います。
さらに③の生活習慣については、ヘビースモーカーの人は歯周病にかかりやすく、歯周病の治療をしてもなかなか改善が見られないことがわかっています。
(喫煙は歯周病のリスクファクターです。もう一つはっきりしているものが糖尿病です。このほか、肥満やカルシウム・ビタミンDの不足、骨粗鬆症、ストレスなどもリスクファクターといわれています。)
歯周病は生活習慣病の一つであり、プラークを作りやすい生活環境と強い関係があります。
このため歯周病治療、予防においては細菌の塊であるプラークを取り除く「プラークコントロール」のほかに、からだを健康に保つことや禁煙、持病(糖尿病など)の管理といったことが大事になってきます。
引き続きセルフ・ケア&定期的な歯科医院でのケアを心がけていきましょう。