(^。^)y-゜゜゜ 真田です✏️
目に見えない歯周組織の状態をさまざまな方法で調べます。
続き「③ 歯周ポケットの検査(プロービング)
歯周ポケットの深さと歯周組織の炎症の程度をチェックする検査です。
歯周ポケット(歯と歯肉のすき間)にプローブを挿入し、歯肉の縁からプローブ先端までの距離を測ります。
通常、1本の歯につき、4か所または6か所を測定し、1ミリ単位で記録します。
3ミリ以下はほぼ正常(歯肉炎はこの範囲にとどまります。なお、健康な歯肉溝の深さは1~2ミリ)です。それ以上のポケットは深くなればなるほど、歯周病が進んでいる可能性を示しています。
歯周ポケットが深いということは歯周病菌が歯肉の内側に入り、組織を破壊している証拠だからです。
また、プロービンク時に出血があるかどうかも大事なチェックポイントです。
出血はポケット底部に炎症がある証拠で、すでに歯周炎へと進行中である可能性が高いためです。このため、歯周基本治療の後、再度、この検査をおこない、出血がなくなれば症状が安定していると判断します。
次回は「④ 歯の動揺度(ゆれ)の検査」
「⑤ X線検査」についてです。
歯周病の検査