こんにちはー!歯科衛生士の田中です!
猛暑が続いてます…
こんなに暑いのに外出る時は
マスクをしないといけないのは
ほんとにつらいですよね…。
とにかく熱中症には
気をつけましょう!!
さて、今日は誤嚥性肺炎について
お話をしたいと思います!
まず、誤嚥(ごえん)とは?
→口から入った食べ物や飲み物は、
食道へ入っていくのが通常なのですが、
間違って気管の方へ
入ってしまうことがあります。
それを『誤嚥』といいます。
元々、お口の中には沢山の細菌がいて
歯ブラシ等でしっかり
汚れを落としてあげることによって、
細菌の数を減らすことができます。
ただ、歯みがきがあまり上手にできず
歯や舌に汚れがついた状態だと、
そこにどんどん菌がくっついて
増殖してしまいます。
そのたくさんの細菌は、
食事や唾液を飲み込む際に、
食べ物や唾液などと一緒に
身体の中に入っていきます。
その際、間違えて気管へ入ってしまう
誤嚥によって細菌が肺の中で
繁殖し炎症を起こしたもの、
それが【誤嚥性肺炎】 です!!
高齢者の方にとって、
肺炎はとても怖い病気です。
肺炎から死につながるケースも多く、
高齢者がかかる肺炎の多くは
誤嚥性肺炎と言われています。
誤嚥性肺炎の大きな原因としては
お口の汚れや乾燥です。
汚れや乾燥をそのままにしていると、
口腔内に細菌がどんどん繁殖します。
あとは飲み込んだり、
むせる機能の低下です。
もし気道に食べ物や唾液が入りそうになると
健康な人であれば、防御反応として
むせが起こり、気道の外へ
追い出そうとします。
しかし高齢者の方などで、
飲み込み機能が低下している場合は、
むせることもできず、
気づかないまま食べ物や飲み物、
唾液などの誤嚥に繋がりやすくなります。
誤嚥性肺炎を防ぐためには
▽口の汚れや乾燥に対しての
『口腔ケア』を行うこと!
→歯みがきをしっかり行って
菌の数を減らす。
→入れ歯のある方なら、
入れ歯にも汚れが付きやすいので
清掃して清潔に保つ。
→乾燥予防には保湿剤を用いる。
→舌の汚れも舌ブラシで除去。
などのケアが必要になります!!
手の不自由があったり
高齢になりご自身での清掃が
難しい方が多くいらっしゃると思います。
お家の方や施設の人にお手伝いしてもらう方も
いらっしゃると思いますがもしそれが
難しければ訪問治療を
受けていただけると良いかと思います!
飲み込んだり、むせる機能の低下の
予防策としては、
口腔機能を回復させる運動を
行っていきます!
舌を動かしたり、
ほっぺたを膨らませたりへこませたり、
パタカラ体操をしたり、
色々な方法があります。
訪問診療で私たちと一緒に
行っていくこともできます!
マキタ歯科では訪問診療を
行っております!
お家や施設へ私たちが行き
口腔ケアをお手伝いいたします!!!
困っている方やご質問等があれば
お気軽にご相談してください(^-^)