こんにちは、山口です。
今回は花粉症対策に効果があるということで、メディアにもたびたび取り上げられている「じゃばら」という果実について書きたいと思います。
「じゃばら」は、「邪(気)をはらう」ほど酸っぱいということから名づけられたそうです。
ユズやスダチ、レモンやライムなどと同じ、香酸柑橘類の一種で、酸味がきついため、生食には向かず、ユズやスダチのように、焼き魚や唐揚げなどに絞ったり、ジュースやジャムにしたりします。
じゃばらに多く含まれる、フラボノイド成分「ナリルチン」にアレルギー抑制効果があると言われています。
このナリルチンは他の柑橘類にも含まれていますが、すだち16mg/個に対し、じゃばら991mg/個と、じゃばらの含有量は群を抜いています。
特に果皮に多く含まれていて、その量は果実の13倍とも言われているのですが、だからといってせっせと皮を摂取すれば良いというわけではありません。
果皮に含まれる「リモネン」が酸化しやすく、アレルギー誘発物質に変わる場合があるため、むやみに果皮を食べ続けると、アレルギー抑制効果が薄まるのだそう。
果皮をすりつぶしたペーストなどの商品は早めに使い切るようにしたり、果実の皮をご自身で料理に使用したりするときには、分量や利用法に気をつけるなど注意が必要です。
個人差はやはりあるようですが、花粉の6大症状と言われる
・ 水っぱな
・ くしゃみ
・ 鼻づまり
・ 鼻のかゆみ
・ 目のかゆみ
・ 涙目
すべてにおいて改善が見られたそうです。
また、じゃばらが効くのは花粉によるアレルギーだけではありません。
・ 花粉症
・ アトピー性皮膚炎
・ アレルギー性気管支喘息
など、Ⅰ型アレルギーに分類されるアレルギーすべてに対して、効果があると言われています。
食物、金属、ハウスダスト、ダニなど、私たちの周りでよく聞くアレルギーの大抵がこのⅠ型アレルギーです。
薬とは違って眠気や副作用もないため、働く女性、子供や妊娠中の女性も、試してみてはいかがでしょうか?