みなさんこんちには!
歯科衛生士の田中です!
最近はツルツル路面でびくびくしながら
運転している田中です。。
やはり風邪も流行っているみたいなので
外出時にはマスクをしたり
帰宅時には手洗いうがいを心がけましょう!
さて、今回は『高齢者の食事』についてです!
現在、ご自宅で高齢の方と一緒に
住んでいらっしゃる場合
もしくは介護をされている方には
是非読んでいただきたいです。
高齢者は加齢に伴い身体機能が低下してきます。
そのため、食事がうまく取れなかったり
食事の量も減ってきます。
また固いものが噛みにくくなります。
加齢に伴う機能低下として…
◎味覚が衰える
⇒味覚が衰えると味を感じにくくなるため
濃い味を好むようになります。
また美味しさも感じにくくなり、
食事が進まず食事量も減り、
低栄養も招きます。
◎噛む力が衰える
⇒義歯の不具合や噛む力の低下により
固いものや繊維質なものが食べにくくなるため
噛まずに食べられる形状や
柔らかい食べ物が多くなります。
◎飲み込む力が弱くなる
唾液の分泌量が減ると、上手に飲み込めず
(誤嚥:ごえん)食道ではなく
肺や気管に入ってしまいます。
水やお茶などのサラサラした水分も
誤嚥しやすいのです。
病院や高齢者施設などでは、
高齢者の食事の形態は咀嚼能力に合わせて
常食、軟菜食、刻み食、ミキサー食、
ペースト食、ソフト食、流動食など
食べやすい形で提供しています。
《噛みやすくする工夫》
▽肉、野菜類、いも類は一口大の
食べやすい大きさに切る
▽噛みにくいお肉は叩いたり
皮の部分を取り除く等して切れ目を入れる
▽野菜は時間をかけて加熱し
歯茎でつぶせるくらいに柔らかくする
▽トマトやなすなどの皮は剥き
切れ目を入れる
▽ほうれん草など葉物野菜は
柔らかい葉先を優先する 等があります。
現在、肺炎は日本人の死因第3位をしめています。
そして高齢者になると脳梗塞や脳出血、
認知症で身体が思うように動かず
噛むことも難しくなります…
これは私たち1人1人が関係ある話で
肺炎について知識を増やしていく
必要があると思いました!
それでは今日はこのへんで!