(^。^)y-.。o○ 真田です。
伝えていただきたいお薬について ①
☆現在、服用中のお薬があればお伝えください。
お薬の飲み合わせには、いろいろなタイプがありますが、大別すると「お薬の効き目が必要以上に強まる場合」と「お薬の効き目が弱まり、治療効果が上がらない場合」とがあります。
効き目が必要以上に強まる(過剰作用)
<似た成分の薬の飲み合わせ>
よく似た作用の薬を一緒に飲むと、効き目が強くなりすぎ、体調をくずしたり、内臓障害を起こしたりしかねません。
例えば、病院で処方してもらった風邪薬と一緒に、市販の鎮痛薬(アスピリンなど)を飲むようなケースです。また、風邪などで内科を受診している方が、同時に耳鼻科や歯科を受診し、消炎薬や鎮痛薬などを処方してもらうこともあります。
一般的に、解熱薬、鎮痛薬、消炎薬、咳止め薬、睡眠改善薬などには、よく似た成分が含まれているものが多くありますので注意が必要です。
<分解を妨げる薬の飲み合わせ>
お薬は肝臓で分解され、適度の濃度となって体内へ送られます。ところが、片方のお薬の成分がもう一方のお薬の成分の分解を妨げると、分解されないお薬の成分の効き目が強くなり、過剰作用をおこすことがあります。
異なる病院にかかる場合や市販のお薬を一緒に使用する場合には、十分な注意が必要です。
効き目が弱まり、治療の妨げになる
<相反する作用のお薬の飲み合わせ>
反対の作用をもつお薬を一緒に飲むと、お互いに効き目を消し合ってしまい、治療効果がみられなくなることがあります。また、お薬の成分どうしが結びつき、からだに吸収されにくいものに変化し、期待される治療効果が出ない場合もあります。
こうした飲み合わせは、過剰作用のような重大な副作用ではないものの、病気が治りにくくなるだけにかえって危険なこともあります。
ご自身が内服しているお薬を性格に歯科医師に伝えることはとても重要です。