こんにちは!林です
今月は『口臭と歯周病の関係』についてです
健康な口は、歯ぐきがひきしまっていて歯周ポケット(歯と歯ぐきのあいだの溝)があまりないので歯周病菌がたまりません
食事で舌が盛んに動き、食べ物とこすれて舌苔が落ちると細菌も一緒に胃袋へと流されていきます
そして、歯磨きで口の中がきれいになると細菌の数がガクっと減ります
そうすると口臭はしません
一方、歯周病の口は歯ぐきが腫れて歯周ポケットが深くなっているところがあります
その歯周ポケットの中で細菌がどんどん繁殖し貯蔵庫のようになっています
歯磨きで歯の表面がピカピカになっても歯周ポケットの中に隠れていた細菌がすぐ舌の上に供給され揮発性ガスを盛んに作るのです
舌苔が口臭の原因だからといって、いくら舌の掃除をしても、おおもとの歯周病を治さなければ細菌は次々に供給されるのでとまりません
お口の中のことは、つい気楽に考えがちですが現在では歯周病はからだの病気にも影響してあることがわかっています
ぜひ、歯周病を治して臭いのもとを断ちましょう!
口臭その③