(^。^)y-゜゜゜真田です✏️
歯周組織のほとんどは肉眼では見えない部分にあるため、さまざまな方法で検査する必要があります。
検査には歯肉を触るものも含まれるため、腫れや痛みなどがひどい場合は応急措置(プラークコントロールや抗菌剤の投与など)をおこない、落ち着いてから実施します。
治療を開始した後も「治療効果が上がっているかどうか」を確認するために検査をします。さらに治療が一段落した後もメンテナンスの際に定期的に検査をおこない、「再発をしていないか」を確かめていきます。
代表的な歯周病の検査
① 問診
② プラークの付着を確認(おもに赤色の染色液でプラークを染めて表す)
③ 歯周ポケットの検査(プロービンク)
④ 歯の動揺度(ゆれ)の検査
⑤ X線検査
まずは「① 問診 」
患者さんに受診の理由を確認し、気になる症状や異常について聞きます。
問題の起こっている部位やその症状がいつ頃から起きているかなどを聞きます。
たとえば骨粗鬆症の患者さんの場合、服用しているお薬によっては、抜歯や歯周外科治療ができません。場合によっては、主治医に連絡をとり、お薬の種類を確認することもあります。
「② プラークの付着を確認 」
口の中の細菌の状態を検査します。
患者さんにわかるようにプラークがあるところを染めだす「プラーク染色液」を使ったり、歯周プローブ(目盛りがついた先端が丸い針)などの先端で歯面をこすり、口の中全体のうち、どのくらいの割合でプラークの付着があるかを確認します。
プラークが多いということは、歯肉の奥にも多くのプラークが潜んでおり、歯周病が進んでいる可能性が高くなります。
「③ 歯周ポケットの検査 」「④ 歯の動揺度(ゆれ)の検査 」「⑤ X線検査 」について次回に続きます。
歯周病の検査