(^。^)y-.。o○ 真田です
「かみしめ」=長時間無意識に歯を軽く接触させる「上下歯列の接触癖」
「かみしめ」を力いっぱいかみしめること(くいしばり)とイメージしている方が多いと思いますが、実際は無意識に上下の歯を軽く接触させる癖をいいます。
からだにとって瞬時に強い力を受けるよりも、長時間弱い力を継続的に受けるほうが大きなダメージとなります。
指で手の甲を軽くさすってもくすぐったいだけですが、これを丸一日続ければ手の甲がただれてしまいます。
これらと同様に、短時間強く歯をかみしめることよりも無意識に長時間、歯を軽く接触させるほうがお口やその周囲組織に与えるダメージは大きくなります。
持続的な弱い力がその人固有の組織の耐久力を超えると・・・
知覚過敏や神経の炎症が起こりやすくなります。
むし歯、歯のすり減り、かぶせ物・歯・歯根の破折、歯ぐき付近の歯のくさび状の欠損が起こりやすくなります。
歯周病の進行を早めます。
顎関節症、肩こりや偏頭痛の症状も起こりやすくなります。
いつも無意識に上下の歯を接触させていませんか?
「くいしばり」は自覚していることが多いですが「上下歯列の接触癖」弱い力で無意識に行っているため、自覚」していないことがほとんどです。
上下のくちびるは軽く触れる程度にし、常に上下の歯を離すよう意識しましょう。「歯を離す」と書いた付箋を生活の場のあちこちに貼って、意識を持続させるなど工夫をしましょう。